はじまり
先日、DOTS という ドット絵に特化したフリー素材サービス をリリースしました 🚀
先日と言いつつ、2023 年 11 月始まりには初期リリースを終えて、既に数ヶ月ほど継続開発・運用をしている格好になります。
どんなサービス?
掲載しているドット絵をフリーでダウンロードできるサービスです。
ダウンロードした素材は、利用規約の範囲内で商用・非商用に関わらずご利用いただけます。
現時点でドット絵は筆者が作成したものになります...クオリティは...
- 使い勝手の良いシンプルな素材を順次掲載
- ex. 絵文字、アイコン、英文字、etc
- (私的に)シンプルな UI を提供することで、素材が探し易いはず
- 素材自体はバージョンの概念があり、修正が入ったしても過去の素材をダウンロード可能
トップページのサンプル
ドット絵の詳細画面のサンプル
なぜ作ったの?
- コンテンツが主体のサービス開発・運営を通して、コンテンツ系サービスの知見を得たい、得るための基盤を設けたかった(プラットフォームではなく、現時点ではあくまでも筆者本人のコンテンツ管理・共有に留まる)
- 等ブログもコンテンツ系に含まれますが、どうしても私単体では更新頻度が低くなりがちで、コンテンツ系の強みと考える充実度を補強するのに限界がある
- 極限まで離散化されたドット絵であれば(クオリティは話にならないが...)、生産コストがそこまで高くなく、コンスタントにコンテンツを積み上げられる
- デザインの「見た目の部分」に関して軸を設けたく、ドット絵というテーマに絞り込んで取り組めるよう仕組み化したかった
- うまく言語化できていないですが、ドット絵を書いていたら、偏っても良いから、何かしら「見た目」に関して体系化されるのではないかというのが根底にある(努力の方向性を間違っている気もしますが...)
- 書くだけでは絶対に続かないので、公開化することで、モチベーションを継続できる
- 単純にドット絵という離散化されたデザインに魅力を感じていた
- 世の中どんどん高精細化していく中で、限られた画素数で表現する制約条件に妙なロマンを感じる
- 少し角をとるだけで簡単に見え方が変わることが実感としてあり、そこが面白い
- 世の中どんどん高精細化していく中で、限られた画素数で表現する制約条件に妙なロマンを感じる
技術スタック
ユーザーが扱う WEB クライアントと、筆者が管理する CMS の二つで構成されています。
とにかくランニングコストを抑えるために、ふんだんに従量課金制のサーバーレスアーキテクチャで、そして無料枠の SaaS を活用しています。
わざわざバックエンドサーバーを立ち上げるほどの規模ではないため、フルスタックアプリケーションの Next.js で完結させています。
AWS が得意なので、当初は Lambda モノリスでお安くしようとしたのですが、Lambda の水平スケールによって MongoDB コネクションが急激に増大してアラートが鳴りまくったので、WEB クライアントだけ GCP の CloudRun を利用しています。
App Runner も選択肢にあったのですが、コールドスタートがあったとしてもお財布に優しい CloudRun を選択しました。
- WEB クライアント
- React.js, Next.js (App Router, Route Handler), GraphQL, GraphQL Code Generator, Apollo Client/Server, Prisma, MongoDB, CloudRun, ArtifactRegistry, CDKTF
- CMS (管理画面)
- React.js, Next.js (App Router, Route Handler), GraphQL, GraphQL Code Generator, Apollo Client/Server, Prisma, MongoDB, API Gateway, Lambda(Lambdaモノリス), CloudFront, S3, CDK
作ってどうだった?
無風、うんともすんとも言わない、さざなみも立たない 💀
サービスとしては、完全にピントがズレているのでしょうね...
完全に筆者ニーズで作っているからこその結果だと反省します 😅
おわりに
無風ですが一定の目的は達成できているので、コツコツと積み上げて改善していきます 😭